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論文

Development of systems reliability analysis code SECOM-2 for seismic PSA

及川 哲邦; 近藤 雅明; 水野 義信*; 渡辺 裕一*; 福岡 博*; 村松 健

Reliab. Eng. Syst. Saf., 62(3), p.251 - 271, 1998/00

 被引用回数:11 パーセンタイル:51.2(Engineering, Industrial)

原研で開発している地震PSAのためのシステム信頼性解析コード、SECOM-2では、地震時の機器損傷確率の計算、ミニマルカットセット(MCS)の導出、システムの条件付故障確率の計算、地震ハザードを組み合わせた事故シーケンスの発生頻度や炉心損傷頻度の計算、感度解析、様々な指標を用いた重要度評価、不確実さ解析等を行う機能がある。まず、原研では地震下における炉心損傷事故のモデルとして、全ての起因事象による炉心損傷を1つのシステムモデルで表した総合フォールトツリー(FT)を用いている。このような総合FTを用いることにより、システム機能喪失、炉心損傷等の条件付き確率の点推定値曲線を地震動レベルの関数として求めることができる。ここで、点推定の計算には、厳密解が得られるBAM法を採用している。また、地震PSAで重要とされている、機器損傷の相関の取り扱い方法として、新たにモンテカルロ法に基づいた解析機能を組み込んでいるため、MCS間の機器損傷の相関を考慮できる他、従来のMCS法で採用されている上限近似を行うことなく、厳密解に近い計算結果を得ることができる。

論文

Accident sequence precursor analyses for steam generator tube rupture events that actually occurred

渡邉 憲夫

Reliab. Eng. Syst. Saf., 57, p.281 - 297, 1997/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:40.39(Engineering, Industrial)

確率論的安全評価において、蒸気発生器細管破損(SGTR)事象は、リスク上重要な事象の1つとされている。また、運転経験データによれば、幾つかの事例では、事象の認識が遅れ、破損SGの隔離や均圧操作がタイムリーに行われなかったという事態が発生している。本研究では、10件の実事例と潜在的な事例1件を対象に、炉心損傷に至る可能性の観点から各事例の重要度を評価すると共に、SGTR緩和のための代替策を検討する際に役立つ情報を得ることを目的として、前兆事象評価を行った。その結果、SGTRの認識や減圧操作の遅れを伴った事例は炉心損傷に至る可能性が高くなり、重要な前兆事象となることを示した。この結果は、SGTR検知機能の向上や運転手順書の改善の重要性を示唆している。また、その他の不具合が発生した事例の幾つかは、その不具合により炉心損傷の可能性が高くなることを明らかにし、こうした状況からの復旧手段についても検討する必要性を示している。

論文

Importance measures in global sensitivity analysis of nonlinear models

本間 俊充; A.Saltelli*

Reliab. Eng. Syst. Saf., 52, p.1 - 17, 1996/00

 被引用回数:1301 パーセンタイル:100(Engineering, Industrial)

本論文では、モデル出力のグローバルな感度解析における新手法を取り上げる。この手法はHoraとIman(1986)、石神と本間(1989)及びSaltelli et al(1993)並びにSobol(1990)の独立の仕事によって開発された重要度指標に基礎を置くものである。この中でSobolによる取扱いが最も一般性があり厳密であるので、この論文ではその定式化を採用し、さらにその手法の概念及び計算上の改善を提案した。与えられた人力パラメータの出力の分散に対する全寄与度を計算するため、ここで「全分散効果」の項を導入した。これは対象とするパラメータがそれ以外の全てのパラメータとの相互作用から生じる全ての項を含むグローバルな指標を提供する。もう一つの手法の改善は、結果の再現性を高めるためにデータの順位変換数を用いた点である。この手法は4つのテストケースに対して、適用された。この研究により、比較的合理的な計算コストで、汎用性があり正確で情報量に富む感度解析手法を提供することができた。

論文

Uncertainties remaining in severe accident phenomena and related research activities at JAERI

阿部 清治; 杉本 純; 梶本 光廣*

Reliab. Eng. Syst. Saf., 45, p.3 - 17, 1994/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:25.79(Engineering, Industrial)

PSAを事故マネジメント等の安全上の問題に用いる時は、結果の不確実さについて十分理解することが必要である。レベル2PSAについては未だに大きな不確実さがあるので、本報ではシビアアクシデント時の諸現象に係わる不確実さとそれが事故の進展やソースタームに及ぼす影響について要約する。対象とした現象は、燃料溶融の進展、原子炉冷却系内気体の自然循環、加圧器でのプールスクラビング、FPの再蒸発、蒸気爆発、格納容器直接加熱、融体-水反応、融体-コンクリート反応、水素燃焼、エアロゾルの再浮遊等、多岐にわたっている。この他、モデル化過程における不完全さや簡単化がPSAの結果に及ぼす影響についても論じる。結論として、シビアアクシデントの諸現象にはなお大きな不確実さが残っているので、不確実さを小さくするための研究に併せて、不確実さのある中での意思決定手法の確立が必要である。

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